ボードゲーム紹介
カタン
プレイ人数 3~4人 プレイ時間40~60分
世界のボードゲームの中で2000万個以上の販売数を誇る、ドイツ発の大ヒットゲーム。
カタンという無人島を舞台に、拠点となる開拓地(家)を建ててそこから島全体を開拓していきます。
対戦相手との開拓競争で、最初に10点(例:開拓地1点)取った人が勝者になります。
具体的には、サイコロによって島から5種類の資源が産出されるので、その資源を元に次の開拓地を建てていきます。
ですが、なかなか必要な資源が集まらないこともあります。
そんな時は対戦相手と資源の交換をしましょう。積極的にコミュニケーションを取ることでゲームを有利に進めることができます。
小学生(8才)から遊べるほど簡単なルールでありながら、大人もハマるボードゲームの決定版です!
ガイスター
プレイ人数2人 プレイ時間20分
2人で遊ぶ、単純ですが、面白いゲームです。
互いに8個のオバケのコマを持ちます。このうち4個はよいオバケで、残り4個は悪いオバケです。よい、悪いはオバケのコマの背中につけたマークで見分けますので、自分のオバケはわかりますが、相手のオバケはわかりません。
決められた8箇所全てに自分のオバケを適当に配置して、ゲームスタートです。順番に自分のオバケ1個を前後左右に一マス移動させて、相手の番になります。もし移動した先に相手のオバケがいればそれをとります。コマの数に比べて狭いゲームボードですので、相手のオバケを取るのはそれほど難しい物ではありません。
ゲームに勝つには3つの方法があります。
1.相手のよいお化け4個全てを取る。
2.相手が自分の悪いお化け4個全てを取ってくれる。
3.相手の陣の角にある出口から自分のよいオバケを脱出させる。
相手のオバケを取るのは、それほど難しいことではありませんが、取ってよいかどうか相手のようすで判断します。取って欲しそうなのか、取られたくなくて逃げ腰なのかです。もちろん、それらもブラフかもしれません。
分かりやすいシンプルなルールですが、お互いの駆け引きで楽しいゲームです。
宝石の煌めき
プレイ人数2~4人 プレイ時間30分
このゲームでは、プレイヤーは商人ギルドの長となり、資産を使って鉱山に投資し、自分の船を新世界へ送り出し、優秀な職人たちを雇い、原石を美しい宝石へと磨き上げるのです。
商業帝国を作り上げ、莫大な資産を持つ後援者を得て、栄光と名声を勝ち取ってください。
ゲーム中、プレイヤーは宝石や黄金のトークンを獲得します。このトークンで発展カードを購入し、そこから威信ポイントやボーナスを受け取ります。このボーナスにより、プレイヤーは後の発展カードを安く購入できるようになります。
ボーナスが増えることで、貴族の訪問を受けることもあります(これも威信ポイントになります)。いずれかのプレイヤーが15 威信ポイントを得た時点で、そのラウンドの終了時に最も威信ポイントの高いプレイヤーが勝者となります。
簡単なルールとプレイ時間の短かさに加え、深い戦略性で、1回プレイするとすぐにもう1回プレイしたくなる、2014年の話題作です。
ドミニオン
プレイ人数2~4人 プレイ時間30分
ドミニオンは、デッキ(自分の手札)を構築するゲームです。ドミニオンとは、領土のこと。プレイヤーは中世欧州の小王国の領主となり、領土を拡張していきます。自分のデッキが自分の領土(ドミニオン)になります。自分のデッキには財源や勝利点や自分が実行できる事項が入っています。ゲームは、銅貨と屋敷だけの小さなデッキからスタートしますが、終了するまでに、金貨や属州や住民や城と王国の建築物で自分のデッキをいっぱいにしてください。ゲーム終了時に、自分のデッキ内の勝利点が最も多いプレイヤーが、勝利者となります。
このゲームでは、ゲーム中に購入(入手)する全25種類ある王国カードのうち、1回のゲームで使用するのは10種類のみ。したがって、使用する王国カードの選択次第で、何百通りの戦い方があることが特徴。また、王国カードの使用法にはTCG(トレーデイング・カード・ゲーム)のメカニズムが取り入れられ、何通りものカードのコンボを発見する楽しみもあります。さらに、対戦相手の戦術を見ながら、臨機応変にそれに対抗できる戦術を編み出すという楽しみも、世界中のゲームプレイヤーから大きな支持を受けている理由です。
ブロックス
プレイ人数4人 プレイ時間30分
ブロックスは、フランス生まれのシンプルな陣取りゲームです。ピースを角で接するように置いていき、手持ちのピースが少ないプレイヤーが勝ちとなります
「運」の要素が少なく戦略が必要となりますが、多人数でプレイすると局面が一刻一刻と変わっていき必勝法がないため、子どもやお年寄りでも十分に楽しめます。
誰にもわかりやすいシンプルなルールなので、4~5歳ぐらいの子どもでも一緒に遊べますし、誰もが楽しめる内容になっています。
パンデミック
プレイ人数2~4人 プレイ時間45分
パンデミックとは、伝染病や感染症が世界中に流行することを表す用語。
このゲームは、世界中に拡大しようとする感染症の根絶を目的とし、プレイヤー同士が協力し合って、4種類の病原体すべてのワクチンを発見するという、多人数協力型ゲームだ。
プレイヤーはそれぞれ、別々の特殊技能を持ったエキスパートである「科学者」「研究員」「衛生兵」「通信司令員」「作戦エキスパート」に加え「危機管理官」「検疫官」からいずれかの役割を担い、ウイルスの拡散を防止する戦いに身を投じ、4種類のワクチンの研究、開発おこなって撲滅を目指す。
プレイヤーである君たちにできることは、世界の各都市を移動し、研究施設を作り、そこで治療をし、情報交換をしながら治療薬を発見すること。
しかし毎ターン世界のどこかで感染症が発症し、ちょっと手を抜くとたちまち病原体は広がり、各地でアウトブレイク(拡散)が発生し、ゲームオーバーとなってしまう。
コヨーテ
プレイ人数2~10人 プレイ時間10分
カードを見るな、顔を見ろ!?
自分「以外」のプレイヤーのカードを見て、少なくとも何匹のコヨーテがこの場にいるのか推理します。
ポイントは相手の表情を読むこと!でもあなたの表情も、誰かに読まれていることをお忘れなく。
もしも宣言した数だけいなかったら……コヨーテに命を奪われてしまいます!
プレイヤーはそれぞれ1枚ずつカードを受け取り、これを「自分だけが中身を見ないように」おでこに付けて持ち
ます。カードには「0」「2」「10」「20」「-5」など、様々な数が記されており、これはコヨーテの数を表しています。
このゲームでは、少なくとも何匹のコヨーテがこの場にいると思うか(つまり全員のカードの数の合計はいくら以上
あるか)、自分以外のプレイヤーの数字をヒントに宣言していくのです。...つまり「自分のカードの数がいくらなのか」
を推測するのが、このゲームに勝つための最大のカギなのです。
ディクシット
プレイ人数3~12人 プレイ時間30分
『DiXit』とは、ラテン語で「(彼が)言う」の意味で、フランスでは根拠なき主張を揶揄するときに使う言葉です。
このゲームでは、各プレイヤーが6枚ずつの手札を持ち、1人ずつ交代で語り部を務めます。語り部は自分の手札1枚を選び、その絵柄から連想される言葉を言い、他のプレイヤーは自分の手札からその言葉にもっとも関係していると思うカード1枚を選びます。全員がカード1枚ずつを出したら、語り部がそれをシャッフルして並べます、語り部以外のプレイヤーは「語り部の選んだカード」と思ったカードに投票し、その投票結果によってポイントを獲得できます。全員当たり、または全員外れの場合、語り部はポイントをもらえないため、語り部はバレバレでも、的外れでもない、適度にあいまいな言葉を要求されることになります。
アズール
プレイ人数2~4人 プレイ時間45分
『アズール』は、プレイヤーがタイル・アーティストとなり、
エヴォラ宮殿の壁をカラフルなタイルで装飾するゲームです。
プレイヤーはテーブル中央のいずれかの工房展示ボード上にある同色のタイルすべてを取って、
自分のプレイヤーボードの図案ライン上のいずれか1段に配置します。
これを、テーブル中央のタイルが無くなるまで順番に続けます。
次に、自分の図案ライン上のいずれか1段にあるタイル1枚を、右側の壁の指定された場所に配置します。
配置の結果により得点し、ゲーム終了条件を満たしていなければ、
工場展示ボードにタイルを補充して次のラウンドを実行します。
こうして、誰かが自分の壁にタイル5枚を横一列に配置したらゲームは終了。
最後に壁に配置したタイルの結果次第でボーナス点を加算し、
得点が最も多いプレイヤーが最高のタイル・アーティストとして称賛されます
海底探検
プレイ人数2~6人 プレイ時間30分
「海底探険」は、サイコロでコマを進め、誰よりもたくさんの宝を持ち帰ることを目指すテーブルゲームです。 裏にしたチップをつなげて道をつくったら、すごろくのようにサイコロをふって進み、止まった場所のチップを拾うか拾わないか選択します。
奥に進むほど高得点を獲得できる可能性が高くなりますが、チップを拾ったプレイヤーの番がまわってくるたびに、全員で共有の「空気」がチップの枚数ぶんだけ減るようになります。 潜水艦に帰りつく前に空気がゼロになると、そこまで獲得したすべてのチップを失ってしまいます。どこで帰るかの決断は慎重にしなければなりません。 あえてたくさんチップを拾い、空気をどんどん減らし、他のプレイヤーを邪魔することもできます。自分一人だけが潜水艦に帰りつけるよう画策するのもよいでしょう。ただし、サイコロで出た目から拾ったチップの枚数を引いたぶんしか進めなくなるので、拾いすぎには注意が必要です。
ワードバスケット
プレイ人数2~8人 プレイ時間10分
「しりとり」がカードゲームになりました。
箱の中にあるカードの文字ではじまり、自分の持っているカードの文字で終わる3文字以上の言葉を考え、思いついたらその言葉を言いながら該当するカードを箱の中に投げ入れます。その瞬間からすべてのプレーヤーは新しい箱の中の文字ではじまり自分の持っているカードで終わる言葉を考えるのです。このゲームには順番はありません。思いついたらどんどん言葉を言ってカードを箱に投げ入れます。最初に手札をすべてなくしたプレーヤーの勝ちです。ボキャブラリーを試されるゲームです。
コードネーム
プレイ人数2~8人 プレイ時間15分
2つの敵対するスパイ組織がある。各組織のスパイマスターは、25人のエージェント全員の正体を知っている。君たち現場諜報員は、エージェントたちのコードネームしか知らない。
君たちの目的は、相手の組織よりも先に味方のエージェント全員とコンタクトを取ること。スパイマスターは、自分の組織のエージェントのコードネームに関するヒントとして、単語1つだけを言うことができる。1語で複数のコードネームのヒントを表現することも可能だ。これを手掛かりに組織の部下たちは、敵のエージェントに接触することなく、味方のエージェントを探し出さなければならない。ただし、1人だけ紛れている「暗殺者」には絶対に触れてはならない。
『コードネーム』は、ヒントから正解の言葉をみつける、勝っても負けても楽しめるパーティゲームです。
パッチワーク
プレイ人数2人 プレイ時間30分
このゲームは、9×9マスのゲームボード上に、より素晴らしいパッチワークキルトを作ることを競う2人用のボードゲームです。
毎ターン、プレイヤーはランダムにぐるりと配列された布地タイルの中で、コマの置かれている所から時計回り方向で3つ先までの布地タイル1枚を選んで獲得し、そこにコマを進めるか、パスをします。布地タイル1枚を獲得するときは、その代価としてボタンを支払います。そして、獲得した布地に描かれている「時間」の分だけ、時間ボード上の自分のコマを進め、その布地を自分のゲームボードに配置します。時間が遅れているプレイヤーが常に自分の手番をプレイし、相手を追い越した時点で相手の手番となります。パスをすることでボタンを獲得できますが、代わりに自分の時間を相手より先に進めなければなりません。
このボタンのコストと時間のコストに加え、布地にはそれぞれいくつかボタンが描かれており、一定の時間が進んだら自分のゲームボード上のボタンの数だけ、ボタンを獲得できます。時間とボタンと適切な布地をうまくやりくりすることで、素敵なパッチワークキルトを作り上げたプレイヤーが勝利します。
ペンギンパーティー
プレイ人数2~6人 プレイ時間15分
自分の番が来たら、手札の5色のペンギンから1枚を選んで出し、みんなでペンギンのピラミッドを作っていきます。
やることはとても簡単ですが、なかなかどうして考えさせるゲームです。
プレイヤーの目標は、自分の手札を全部出しきることです。残った手札は1枚あたり1点の減点になってしまい、何回か遊んだ後に一番減点が少ない人の勝ちです。
ピラミッドの一番下の段には好きな色のペンギンを出せますが、2段目以降はそうはいきません。下にある2枚のペンギンの、どちらかの色と同じのものしか出せないのです。ですから自分の手札にたくさんある色のペンギンが上に上に昇っていけるように、置き方を工夫する必要があります。上の段に残らなかった色のペンギンは、もう置けなくなってしまいます!どのペンギンから出すべきかを、よく考えましょう。
一見危なくなっても、他の人も同じ色のペンギンを昇らせたいと思っていて、意外と大丈夫、ということもあります。
各ペンギンの枚数は決まっています。全員が合計であと何枚その色のペンギンを持っているかということが、大切なヒントです。
最高の遊びやすさと面白さをあわせ持ったカードゲームです。普段ゲームに遊びなれていない人を誘うのにもお勧めです。
おばけキャッチ
プレイ人数2~8人 プレイ時間10分
テーブルの中央に5つのコマを置きます。それは「白い-オバケ」「灰色の-ネズミ」「赤い-いす」「緑の-ボトル」「青い-本」です。
カードはよく混ぜて伏せた山にしておきます。
このゲームは、反射神経ゲームです。山札の一番上のカードを1枚表にして、対応するコマを素早く取った人がカードを獲得できます。
対応するカードは2種類。
カードにコマと同じものが書かれていた場合は、それを取ります。つまりカードに「緑のボトル」が書かれていたら、それを素早く取ります。
カードと同じものがない場合は、全く合わないものを取ります。たとえば「青い‐いす」と「灰色のオバケ」が書かれていたら、「青い」「いす」「灰色」「オバケ」のいずれにも合わないもの、つまり「緑のボトル」を取るのです。
枯山水
プレイ人数2~5人 プレイ時間90分
プレイヤーは「枯山水」(水を配さず、砂や石、苔で山水を表現する庭園様式)の庭師となり、自分のボード上に、
より優美な枯山水庭園を作ることを目指します。手番には砂紋が描かれたタイルを引き、模様が繋がるようにおいて
いきます。この際、他のプレイヤーにタイルを譲ったり、また他の人が置こうとしているタイルを強奪したりといっ
た駆け引きが生じます。タイルを譲るとプレイヤーの「徳ポイント」が上がり、逆に強奪すると徳が下がります。
徳ポイントが貯まれば、さまざまな形をした「石」を獲得でき、これを自らの庭に設置することで石組を造れます。
砂と石を用いて庭園を造っていき、全員の枯山水が完成したら、ルールに従って庭園の出来栄えを点数化します。「渦」
などの様々な砂地の模様、「蓬莱山」「三尊石」の石組など、砂と石を用いて特定の形を作れればより良い庭園となります。
逆に砂紋の乱れは減点の対象です。最も高得点の庭園を造ったプレイヤーが勝者となります。
お邪魔者
プレイ人数3~10人 プレイ時間30分
プレーヤーはドワーフの金鉱堀です。ただし、その中の何人かはお邪魔者です。ゲームのはじめにキャラクターカードが配られます。これにより誰かがお邪魔者になるのですが、誰だか互いには分かりません。
ゲームは、通路カードをスタート位置から配置して、奥の金鉱に届かせようとします。手番には通路カードを配置する代わりに、他のプレーヤーの手番を邪魔するカードをプレイすることもできます。邪魔をするカードがプレイされたプレーヤーは、それを取り除くカードがプレイできるまで、通路カードの配置ができません。そのほかすでに配置された通路カードを取り除くことのできるカードもあります。これは、必ずしも金鉱堀の邪魔とは限りません。行き止まりカードを取り除くこともできるのですから。
また、奥の金鉱カードのうち1枚は本当の金鉱ですが、残り2枚は偽物です。これらのカードのうち一枚をそっと見れるカードもあります。スタート位置から本物の金鉱まで通路が完成できたら、金鉱堀全員で出てきた金を山分けします。もちろん最後の通路を完成した人が一番有利に分けます。
もし、すべてのカードをプレイして、まだ通路が完成しなかった場合には「お邪魔者」の勝ちです。お邪魔者が金を獲得します。プレイ人数によっては、複数のお邪魔者がいます。誰が本当のお邪魔物かよく見分けないと、味方同士でプレイの邪魔をすることになります。お邪魔者もあまり露骨に邪魔をすると、通路カードがプレイできないようにされてしまうかもしれません。
アグリコラ
プレイ人数1~4人
プレイ時間(人数×30分)
自分だけの農場を作れ!
「アグリコラ」とは、ラテン語で「農民」を意味する言葉。舞台は17世紀ヨーロッパ。プレイヤーはここで農業を営む住人となり、資材を集めて家を建て、家族を増やし、畑を耕して収穫し、牧場を作って家畜を飼い、自分の農場を豊かにするのが目的です。
自分の土地を豊かにしていく楽しみに加え、このゲームには120枚のカードがあり、その中で1回のゲームで使用するカードは最初にランダムに配られる14枚×人数分だけ(残りはゲームでは使用しない)。したがって、ゲームをするたびに手札は新しくなり、ゲームの展開が変わり、何回やっても新鮮なゲームが楽しめるのも、このゲームの魅力になっています。
キングドミノ
プレイ人数2~4人 プレイ時間15分
ドミノのような二つのマスで構成された土地タイルをうまく並べて、美しい王国を作り上げましょう!
プレイヤーは、並べられたタイルから自分の欲しいタイルを選び、それを自分の前に配置していくことになります。
この時の選択順は、直前に選んだタイルによって決まります。タイルには、番号が振ってあり、その番号が小さかった順に選択順が決まるのです。
大きい番号のタイルは、得点を獲得するために効果的なものが多く用意されています。つまり、直前に選んだタイルがより効果的だと思われるタイルであるほど、次のタイル選択の順番は遅くなってしまうのです。
効果的なタイルを選ぶことはとても重要ですが、そのあとのタイル選択の順番を踏まえることも、また、重要なのです。
もちろん、タイルのマス構成によって、小さい番号のタイルのほうが自分にとってより効果的だったり、配置の自由度が高い場合も多いでしょう。
このタイル選択の悩ましさは、手軽でありながら、非常にしっかりとした面白みを味合わせてくれます。
加えて、パズル的な面白さも、このゲームの魅力です。自分の王国は、最終的に5×5のマス目で構成されたものでなければならないため、タイルは配置する際には、安易に得点だけを考えていてはダメなのです。
地形の繋がりと、タイルに描かれた王冠の数によって最終的な得点が決まります。
うまく配置して、より高い得点を目指しましょう。
とても手軽なゲームではありますが、順番を踏まえたタイル選択の悩ましさ、パズル的な思考など、ゲームとしての面白さを存分に味わうことのできる、大推薦の一作です。
ナショナルエコノミー
プレイ人数2~4人 プレイ時間45分
ナショナルエコノミーは、オーソドックスでありながら、ミクロ経済の要素を取り込んだリアリティのあるワーカープレイスメントゲームです。
舞台は20世紀。経済が盛り上がり、多くの労働者が世にあふれた時代です。プレイヤーは一事業家として、農場、工場、商店を束ね、多くの富を築くことが目的です。そのために人々を雇い、職場を作り、彼らに給料を払いながらも、その製品を買ってもらうことで、どんどん事業を大きくしていき、最終的に最も多くのお金を稼いだ事業主が勝者となります。
このゲームの大きな特徴は、そのお金の扱いです。
多くのゲームのように、カードを使うことで無尽蔵にお金を得られるのではなく、ゲーム内に流通するお金の総量(家計)はそのラウンド内では一定です。
プレイヤーたちが手に入れられるお金は、労働者に支払った給料からのみ得られます。そうして得られたお金は、また給料として労働者に流れ、そのお金で労働者に製品を買ってもらうという循環がゲームの基本ループとなります。
ゲーム内に流通するお金を増やすためには、給料を支払う時に飲み建物を売って銀行(サプライ)からお金をもらうしかありません。
それがまた給料となって労働者に流れ、その労働者に製品を買ってもらうというスパイラルをいかに大きくしていくかがこのゲームの醍醐味です。
はたしてあなたは、産業を伸ばし、多くの富を築くことができるでしょうか?
9ラウンド目が終了したらゲーム終了で、獲得した得点が一番多い人の勝利です。
ブラフ
プレイ人数2~6人 プレイ時間30分
ハッタリ決まれば勝ったも同然!
ウソと推理のダイスゲーム
少し時間があるなら、5個のダイスをカップに入れて、さあみんなで振ろう!
ウラまで見通す目と素早い判断力で、ダイスの出目の個数を推測して賭けるのだ!
限界が近づくと心拍数も跳ね上がる。
他人をだましているのは誰だ?騙されているのは誰だ?最初に耐え切れなくなってカップをオープンするのは誰だ?
カップが開けられると、誰かが賭けに負ける。そしてダイスをいくつか失うことになる。
ダイスが減っていくと、しだいにプレイヤーも減っていく。
もっともデカいブラフ(はったり)をかましたプレイヤーだけが生き残るのだ!
ボブジテン
プレイ人数3~8人 プレイ時間15分
日本語大好きな外人ボブになって、日本語だけでカタカナ語を説明する。
例えば、コーヒーというお題だったら、「茶色い飲み物で、温かいのも冷たいのもある」など頭をふりしぼって説明。
他のプレイヤーは早押しで答えを出し、出題者と正解者に得点が入る。
山札が無くなったら、ゲーム終了です。ゲーム終了時に、獲得した得点(カードの枚数)が一番多い人の勝利です。
なんといってもお題が多く、参加者によっても答え方が変わる。
ルールも分かりやすく、小学生とおじいちゃんが同じ土台で戦える。
誰にでも誰とでも、何度だって楽しめる。